Pet Dog Training TIPS Vol.2
<2004>No.22
災害への備え
 自然なもの人為的なものであるにかかわらず災害は起こります。テロによる攻撃、火山爆発、川の氾濫。最近では強力な台風、大きな地震、そして忘れることのできない2004年12月の津波災害。これらすべての災害に、人々は驚きました。こういった非常事態に多くの人は人間のための備えもしていないし、まして犬に関しては備えをしている人の数はさらに少なくなるでしょう。災害に見舞われた場合の備えとしてしておけることをご紹介します。

 非難時に愛犬が安全に過ごせる避難場所を見つけておきましょう。お風呂場、廊下、地下室などは、割れた窓ガラスの破片や上から落ちてくるものの危険を避けることができる場所かもしれません。

 家から離れてどこか別の場所に避難所を見つけなければならないかもしれません。人間のための避難所によっては、犬や猫を健康と安全のきまりにより受け入れてくれません。避難の準備には、まず事前に安全な場所を探す計画をたてるところです。もしあなたの自宅が危険な状態にあり非難しなければならないのであれば、時間はほとんどありません。非常事態用のキットをとリードをできるだけ出口近くか車の中に用意しておきましょう。このキットの中にはこんなものを入れておくとよいでしょう。

できればそれぞれの犬用のクレート、すくなくともリードはいれておく。
水のボトル
防水容器に入っているドライフードまたはプルトップ式の缶詰フード。
紙タオル、ビニール袋
犬のご飯皿または紙皿
予備のリードまたは軽いロープ
救急セットと救急マニュアル:中身については獣医師に勧めを聞いてみましょう。
これまでの病気・治療に関する記録。
普段のんでいる薬があれば10日分の用意。ときたま入れ替えるのを忘れないでください。薬には使用期限があります。
懐中電灯
怖がったり、怪我をしている犬を包むための、もしくは寝床として使うための軽い毛布。
犬が迷子になってしまった場合、ポスターに使うための犬の写真。
犬にはカラーをつけ、迷子札をつけておくかマイクロチップをしておきましょう。

★上記以外に事前に準備しておけること

隣接するコミュニティに良さそうな犬を預けられる施設があるか資料を集めておく。
地元や隣接地域の動物シェルターに、緊急の場合に犬を預けることが可能か確認しておく。
あなたの地域近くにある犬を受け入れてくれるホテルを調べておく
近くの地域に住んでいる友達や親戚に、もしもの時には犬を預かってくれるかたずねる。
※あなたが仕事に出ているあいだであれば、普段家にいる近所の人に犬を避難させてくれるようお願いしておきましょう。
ドアや窓に、家の中に何頭の動物がいるかをマークしておきましょう。

★最後にとっても大切なことをひとつ。

犬をトレーニングしておきましょう。マナーの良い、社会化のよくできた犬は緊急事態でも扱いやすいです!


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